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訪問歯科のパイオニアである医療法人高輪会が、
Blue Prismのデジタルワーカーを活用し業務改革を実現
医療業界で求められる堅牢なセキュリティを維持しながら
年間約 2,500 時間を創出し、患者サービスに注力
【2021年4月14日】 訪問歯科のパイオニアである医療法人社団高輪会(所在地:東京都港区、理事長:相浦洲吉、以下 高輪会)とインテリジェントオートメーションのグローバルリーダーであるBlue Prism社(AIM: PRSM、本社:英国ロンドン、CEO:ジェイソン・キングドン)の日本法人であるBlue Prism株式会社、本社:東京都港区、社長:長谷 太志)は、高輪会がBlue Prismのデジタルワーカーを活用して年間約 2,500 時間を削減し、創出した時間でさらなる患者サービスに注力するなど、業務改革を実現したことを発表いたします。
導入の背景
1993 年に訪問歯科診療を日本で初めて組織的に開始した医療法人社団 高輪会は 600 人を超えるスタッフを擁し、国内 20 か所に歯科診療所を展開しています。毎月 約15,000件のデータをレセコン (医療施設から保険支払機関に対して診療報酬を請求するためのレセプトを作成するコンピューター システム) へ入力しており、膨大な時間を費やしていました。そこで、毎月発生するレセコンへのデータ入力という反復的な業務を自動化することによって工程の削減と省人化を実現するプロジェクトを立ち上げました。
導入の経緯
カルテを始めとする個人情報を取り扱う高輪会で最重要視されていたのは堅牢なセキュリティでした。さらに、全国に診療所を展開する高輪会は、幅広い業務への展開も視野に入れていたので、スケールとコストの観点、また「誰でも使える」という要件を満たすための日本語対応も選考要因に含まれていました。複数のソリューションを検討する中で、堅牢なセキュリティ、統合管理型ソリューション、そして将来の拡張を見据えたコストパフォーマンスの観点から、最終的にBlue Prismの採用が決定されました。
稼働状況と成果
Blue Prismのデジタルワーカーの導入により、訪問診療データや予約管理システムのデータ更新、保険登録チェック備品在庫管理および自動発注などの業務が自動化され、年間2,500時間の業務削減効果を達成しています。これにより、診療サービスの質を向上させる業務により多くの時間を利用することができるようになりました。自動化プロジェクトの推進のために、各部署でアンバサダーが育成され、また、マスコット作成やステッカー配布等により、社員への周知徹底を図りました。
そして、自動化の効果を最大化するために、業務フローの徹底的な見直しが行われ、可視化された現在の業務フローを基に BPR(ビジネス プロセス リエンジニアリング)が推し進められています。その結果、多くの分野で業務が効率化および標準化されました。オブジェクト指向である Blue Prism はコンポーネントの再利用を通して部署間で成果物を共有しやすく、また開発ライセンスが無償である点も、全社的な取り組みを進めるにあたり、大きなメリットとなっています。次のステップとして、当初の予定されていたレセコンへのデータ入力業務自動化の完成、また、すべての診療所と診療車を網羅する大規模導入が想定されており、年間20,000 時間以上の削減が目標として設定されています。
医療法人社団 高輪会 理事・内部統制室長 星谷 淳一氏は次のように述べています。
「医療業界は安全性の担保などを理由に既存の仕組みを変えたがらない傾向にありますが、それは未解決のニーズが多いという証拠でもあります。そういった部分で、高輪会が実績を作り、他の医療機関にも自動化プロジェクトを勧めていければと考えています」
高輪会のBlue Prism導入事例の詳細はこちらをご参照ください。
医療法人社団高輪会について
高輪会は、1979年に個人歯科診療所から始まり、1993年に日本で初めて組織的に訪問歯科をスタートしたパイオニアです。通院が困難な要介護者を対象に、歯科医師や歯科衛生士を中心とする専門チームがご自宅や入居施設に訪問し、虫歯治療や口腔清掃、入れ歯調整、さらには年齢と共に衰えてしまう“食べるための筋力”を維持・改善するトレーニングなどを行っています。
【報道関係者お問い合わせ先】
医療法人社団高輪会(https://www.takanawakai.or.jp/)
広報担当 遠藤
TEL:03-5447-2871
E-mail: [email protected]
SS&C Blue Prismは、組織が抱える課題の解決を支援します。私たちが提供するインテリジェント オートメーション プラットフォームは、セキュリティとガバナンス、堅牢性と俊敏性を備えています。サイロ化した業務プロセスを可視化し、人が処理していた業務をデジタルワーカーに任せることが可能になります。私たちは人とデジタルワーカーの協働を通じて、組織が継続的に成長するための経営基盤の強化を実現します。
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