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ニュース | 2021年06月17日

常石造船、Blue Prismのデジタルワーカーを活用して業務改革を推進

常石造船、Blue Prismのデジタルワーカーを活用して業務改革を推進

顧客への提供価値向上を掲げ、7,000時間以上の業務時間を削減へ

【2021年6月17日】インテリジェントオートメーションのグローバルリーダーであるBlue Prism社(AIM: PRSM、本社:英国ロンドン、CEO:ジェイソン・キングドン)の日本法人であるBlue Prism株式会社、本社:東京都港区、社長:長谷 太志)は、常石造船株式会社(所在地:広島県福山市、代表取締役社長:奥村 幸生、以下 常石造船)がBlue Prismのデジタルワーカーを採用し、業務改革に向けた取り組みを本格的に開始したことを発表いたします。

採用の経緯

常石造船は、顧客へ提供する付加価値のさらなる向上を実現するため、社員を単純作業から解放し、付加価値の高い業務に配置すべく2018年6月にRPAプロジェクトを立ち上げました。自動化の効果を実感した常石造船は、全社的な展開の検討に着手しましたが、運用形態の煩雑さや、利用者単位のライセンス体系による運用コストの増大が懸念材料として浮上したため、統合管理型製品への移行を決定しました。

常石造船が重視する運用管理性、開発生産性、そしてコスト削減という要素を中心に慎重に検証した結果、運用保守工数が少ないアーキテクチャであり、複数部門の担当者が利用してもライセンスコストへの影響が少なく、高いコストパフォーマンスを見込めるBlue Prismが選定され、2021年2月にBlue Prismへの完全移行が完了しました。

稼働状況と成果

常石造船では既に約30の業務プロセスにおいて自動化が適用されており、着実にその効果が現われています。今後も対象業務の選定や開発を推し進め、社内の広範囲に展開していく予定で、次年度は7,000時間以上の削減が期待されています。削減された時間は、顧客に対する付加価値の高い業務に充てることを計画しています。

常石造船 情報戦略室 部長の 和田義幸氏は、今回の発表にあたり次のように述べています。

「当社は現在、『期待の先へ、変革を恐れず舵を切る』というビジョンのもと、様々な変革に取り組んでいます。その一環として、定型業務や単純作業に携わっている多くの社員を付加価値の高い業務に割り当てたいと考えています。Blue Prismの導入により、全社展開を見据えた体制を整えることができたので、今後さらにプロジェクトを推進し、変化し続けるお客さまのニーズに先んじた製品・サービスを提供し続けてまいります。」

常石造船のBlue Prism導入事例の詳細はこちらをご参照ください。

常石造船株式会社について

広島県福山市に本社を構え、船舶の建造、修繕を営んでいます。創業以来100年以上の歴史を有し、代表的な商品は300隻以上の竣工実績を持つベストセラーの載貨重量8万2,000トン級のばら積み貨物船「KAMSARMAX(カムサマックス)」。常石造船の登録商標が業界標準として呼称され、同カテゴリーでは世界トップシェア。コンテナ運搬船やタンカーもラインアップし、市場の多様なニーズに応えています。

海外展開も特徴で、フィリピン、中国に工場を持ち、コスト競争力や為替変動への耐性を持ち、国内外の拠点で同一の“常石品質”で船舶を提供するグローバルな建造体制を有します。https://www.tsuneishi.co.jp/

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