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DX次の一手:インテリジェント オートメーションと生成AIで加速する業務改革
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2024年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
日頃より当社にご支援賜り厚く御礼申し上げます。
1月1日に発生した能登半島地震によって、被害にあわれた方々、日常生活に影響を受けている皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
2023年を振り返ると、歴史的なインフレや世界各地での紛争の頻発など、世界情勢の不確実性が高まった1年間でした。
日本でもポストコロナで日常・経済活動が正常化され明るいニュースも増えましたが、円安やエネルギー資源の高騰によるインフレなどにより経済成長は低迷しています。
昨年スイスの国際経営開発研究所(IMD)が発表した2023年の「世界競争力ランキング」「デジタル競争力ランキング」でも、日本は64か国中、過去最低の35位、32位となりました※。
競争力の源となる生産年齢人口も、今後減少の一途であることが明白です。
こういった中、日本企業・組織が成長力・競争力を取り戻すには、継続的な業務の変革はもちろんのこと、生成AIをはじめ、いろいろなテクノロジーを活用し労働力不足・コスト高に負けない生産性の向上が不可欠であると改めて実感しました。
特に2023年は生成AIがビジネスの世界でも検証・一部実用化されはじめましたが、同時に活用にあたっての課題点・問題点が明白になった一年でもありました。例えば、生成AIの活用にあたってはデータ準備や更新、成果物のチェックなど「生成AIのための作業」を人が行う必要があるという課題が浮き彫りになりました。
生成AIの重要度が増すにつれ深刻になるこの課題にも弊社製品がお役に立つ部分は大きく、今後さらにこの分野への取り組みに注力してまいります。Blue Prism製品と連携頂くことにより、それら「生成AIのための作業」も自動化することができ、生成AIの活用をよりセキュアに大規模に展開できるようになります。
生成AI活用に際して新しい課題を感じていらっしゃる企業様にご提案できる自動化ソリューションがありますので、ぜひご相談ください。
我々Blue Prism社にとっての2023年は、SS&Cグループの一員となったことによるシナジーが出始めた1年でした。
一昨年の統合により、これまでSS&Cグループが強みとしていた部門横断から顧客も含めたビジネスプロセスの管理やオペレーションの変革を実現する技術と、Blue Prismが得意とする自動化技術を融合することで、より高度な自動化(=インテリジェント・オートメーション)ソリューションをワンストップで提供できるようになりました。
そして昨年初頭には、28,000名を擁するSS&Cグループ内で、業務変革を通じて自動化を自社内へ大規模に展開するという一大プロジェクトを立ち上げ、昨年1年間で1,000デジタルワーカーを稼働させ2,000名分の仕事をさせることにより、140億円のコスト効果をあげることに成功しました。
我々は3年前に「便利ツールとしてのRPAからの卒業」を宣言していましたが、SS&Cグループとなったことによりこのように自社グループ内でインテリジェント・オートメーションを活用し製品開発にも反映できる体制となりましたので、2024年はそれらを迅速にローカライズして日本のお客様へ提供してまいります。
私どもSS&C Blue Prism Japanは、2026年までに「インテリジェント・オートメーション普及による業務変革を通じて日本企業と社会を変える」ことをミッションとして掲げました。Blue Prismをご活用いただいているお客様の更なる成功はもちろんのこと、インテリジェント・オートメーションが実現する成功モデル(ユースケース)を業界・業務ごとに揃え、弊社ミッションに共感頂いているパートナー様と共に、志を持った日本全国の企業、国や公共団体の皆様にお届けしたいと思います。そして、今後3年間かけて日本の競争力強化だけでなく、労働力の補完やエコシステムの確立を通じてより良い社会の創造に貢献すべく尽力してまいります。
その第一歩として2024年を、従来型のRPAだけでは実現できなかった「インテリジェント・オートメーション元年」とできるよう、社員一同邁進いたします。
本年も変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
Blue Prism 株式会社
社長
長谷 太志
※ IMD - International Institute for Management Development, 30 November 2023
【日本版】2023年世界デジタル競争力ランキング 日本は総合32位、過去最低を更新
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